赤ちゃんがひきつけを起こした時の対処法についてお話します。突然、赤ちゃんが、けいれんやひきつけを起こしたときも、慌てずに、赤ちゃんの様子を観察することが大切です。顔を横に向けて、吐いたものが気道をふさがないようにします。刺激を与えないように、やさしくそっと体勢を変えましょう。
■赤ちゃんが吐きそうな時にするホームケア
赤ちゃんに吐き気がある時は、顔を横に向けて、吐いたものが喉につまらないように寝かせます。首の後ろにタオルを入れて、顔を横に向けたり、服のえりもとを緩めたりして、お母さんは、すばやく気道を確保します。この時、体を揺さぶったりして、刺激を与えないでください。赤ちゃんが吐いたときは、汚れたものをきれにして、次の吐き気を誘発させないように、ていねいに汚れをふき取ることが大切です。けいれんが治まり、吐き気がある程度落ち着いてきたら、受診するようにして下さい。
■けいれんが始まった時のホームケア
熱のひきつけは、5分以内に治まるものなので、慌てずに対処してください。ほとんどが、熱性けいれんなので、心配はないでしょう。受診のときに参考になりますので、熱性けいれんであれば、けいれんの時間を計ります。また、けいれんが左右対称であるかどうかも観察してください。治まったときに、まひや、意識障害がないかも冷静に見てください。大声で名前を呼ぶなど、刺激を与えず体を揺さぶったりしないように注意してください。
けいれんが治まり、赤ちゃんが落ち着いたら病院にいきましょう。夜間なら、救急車を呼んでください。症状が深刻なときは、後遺症の危険性も高くなるので、急いでください。もし、赤ちゃんが意識を失っていても、そのまま連れて行きます。お母さんは、病院に着いたら、発熱や嘔吐、けいれんの様子などを伝えます。
急なひきつけは、お母さんもびっくりしますが、大声をかけたり、体を揺すったりしてはだめです。落ち着いて行動するようにしてください。体を揺すったり刺激を与えることは、けいれんを長引かせることもあります。けいれんしている最中、病院に連れて行くのもやめましょう。安静にさせて、治まるのを待ち、お母さんも冷静にならなければなりません。舌をかまないように、ハンカチや割りばしを口にはさんだりすることも、しないようにしてください。
赤ちゃんは呼吸器官がまだ未発達です。そのため、よくせき込んでしまうことがあります。これは、体の自然な反応です。せきは肺や気管に入った異物を、排出しようとするために出るものです。どのようなせきの症状であるかによって、病院に行く、行かないを決める必要があるでしょう。そのまま自宅で様子を見るせきの症状としては軽いせきが続く程度です。
診察時間内に受診してほしいせきの症状としては、・時間と共にせきがひどくなる。・コンコンと乾いた音の咳から、ゴホゴホと湿った音の咳に変わった。・呼吸が速く、発熱がある。・体重の増えが少なく、生まれたときから呼吸が速めである。などです。■診察時間外でも、受診をさせなければならないせきの症状としては・赤ちゃんがぐったりとして、小鼻を動かすようにあえいでいる。などがあります。
その他にも・せきが治まっているのに、肩で息をしている。、・呼吸したときに、胸がへこんでいて苦しそう。、・ミルクを吐いてぐったりしている。、・ヒューヒュー、ゼーゼー、というせきをする。、・夜中に犬の鳴き声のようなせきをしている。、・激しくせき込んでいる。などがあげられます。■救急車を呼ぶ咳の症状としては・顔や唇の色が変わり紫色になってきた。呼吸困難などがある場合です赤ちゃんのせきの仕方によっても、様々な症状があります。軽いせき程度であれば、問題はありません。しかし、異変に気がついたら、早めに医師にかかるようにしましょう。